2012年11月8日木曜日

こだわりラーメン竜雅@箕輪町 気になる中身は?

気になるラーメン1号


e-10のラーメン特集を見まして。
そういえば夏以来行ってないし、という感じで。


じゃげな系、といえば、
今回e-10に載った限定(新メニュー)の中で、
餃子食堂のものは非常に良かったので、
こちらにも大いに期待して。

塩豚骨系に、マイルドなラー油を合わせた、
ということですが、
そのせいか味のインパクトが弱め。
もう少し風味の強いラー油を合わせた方が
パンチ感が出て、奥行きが出るような、と。

ベースのスープがあんまり好みでなかった(汗)


合わせている麺、これ通常使用のかなぁ?
何となく、これまでにない印象。
こちらの場合、その気になれば
製麺所があるだけに、どうにでもできるので、
変えていたとしても不思議ではないんだけど。

豚骨塩ベースなら、
もっと香りの高いうまみ油的なラー油なんかのが
かえって大きく味変できて面白いと思う。

バランスはいいけど、
冒険しきれてなくて、ちょっと期待外れ感。

気になるらーめん2号、
あるいはそれ以降でいいので、
たまにはアヴァンギャルドな奴なんぞ
放り込んでくださいよ。

期待しています。

2012年11月5日月曜日

おおぎやラーメン@伊那市 冬っぽい限定だねぇ…と思ったら

土鍋みそつけめん


ほとんど伺っていませんでしたが、
今月の月刊かみいなのラーメン新聞を見まして。
土鍋で煮込んでいれば、
きっとアツアツだろう、ということで。


チェーン店ということで、
味もサイドメニューも豊富。
間違いなく、みそが主力商品、という点は
以前とおおよそ変わらず。


ただ、予想と大きく外れたのは麺にある氷。
なんというがっかりアツアツ演出…(汗)


まぁ、とりあえず気を取り直して
取り組んでみます。

具はたっぷり入ったモヤシやにんじん、玉ねぎ等
野菜と、刻みわかめ、刻みチャーシュー、
ネギ、生卵。
刻みチャーシューが細かすぎて圧倒的に残念感。

生卵の灰汁というか、
そういう意味ではしっかり土鍋の状態で
加熱されているな、と確認できます。
野菜の多さについてはかなりうれしい。
やはりチャーシュー、どうせなら1枚モノの方が
具材としても、全体のまとまりにしても、
より良いんでないかと思います。

まあまあ、こっちは(写真とは見た目違えど)
納得できる範囲。


これはこれは…?

わからなくはないんだよ、気持ちとしては。
多分、通常つけめんと同じ盛り方だろうな、と。

まぁ、季節はずれなのと、
せっかく土鍋のアツアツスープなのに、
ここまで清涼感漂わせるのはどうよ? と。

つけ麺なんかどうせぬるくなるから一緒だろ?
というようなメッセージ感。
これをやるくらいなら、
鍋焼きラーメンにしてほしかった。

ウザいと思われるかもしれないが、
これはかなり根本的なミスだと感じました。

味自体は悪くないな、と思いましたが、
ビジュアルでだいぶ損してるように思います。

氷は夏だけでいいと思うよ…

2012年11月2日金曜日

ハルピンラーメン@下諏訪役場前店 たれつけを求めて

たれつけ


たれつけ、かなり久しぶり。
最近は新味のほうが季節的にマッチするときしか
食べに来てなかったし…


たれつけ、混ぜ麺を味付けしていない
ベーススープにつけて食らう、といったもの。
自分好みのバランスに持ってくのに、
結構テクニックがいる麺だったりします。


なんだか随分と雰囲気が変わった予感。
この日も体調不良のまま挑んだこちら、
どのように戦えるのか?


結論から言うと、全混ぜの状態のみで食べると、
しょっぱ濃い感じ。汁につけ、洗うようにして
ダシ感を加えて食うと、これが唯一無二な感じ。


ただ、体調を考慮しても、この日は
完全決まった状態でないように感じられたのです。


その辺は最低月1回は食ってないと、
何がどうなのかは対して言えないよ、ということは
僕が以前から言い続けていることですが。


そうやって、毎回食べたくなる“引力”を
このメニューは持っている、
それだけは間違いない。


やはり、諏訪のラーメン史の中で
必ず語るべき伝説を持つ店であると、
これは断言していいと思うのです。

次は普通のつけめん食べようっと。

2012年10月30日火曜日

麺ごころ佑庵@岡谷市 インスパイアでも隠せない独自性

「佑庵」が作る寸八の豚骨醤油らぁめん

むしろ周回遅れの出遅れですが(汗)
長野Komachiの今年のラーメン特集は、
県内有名実力店が2組づつ組んで、
互いの麺をインスパイアして作るという、
夢のような、身も蓋もないようなものでした。

今回は未食店もそれなり、
また、1ヶ月という期間の短さもあって、
ほぼ無視に近い状態で。
ただ、こちらのみ提供が11月末だったので、
タイミングを見つけていただいてきました。

実際にはこの期間“以前”から裏メニューとして
このようなスタイルは提供されてたようです。

“化調”(味の素に代表されるようなもの)が
決め手、などとも評される家系に、
無化調でどう攻めたのか?興味津々。


スープについては、この日はやや体調不良で
対峙したため、細かな表現が言えないのですが、
何とも丸いスープ。豚骨以外のベースのうまみは
昆布で取っている、ということですが、
存在感を感じることもなく。

寸八とは醤油も違う?
最近寸八も食べてないので比較できませんが、
“家系”といったくくりがきっちり表現されているなぁ、と。

これが無化調、と思うと、佑庵の実力を感じます。
麺もそれっぽいもの、ということで、
同じなのは器くらいのはずですが、
記憶にあるものとはほとんど違いないと錯覚する
そんなくらいのもの。

この逆(寸八が佑庵インスパイアした)のは、
梓川か上田でないと食べられなかった、
というハードルですでに諦めています(汗)
これはこれで面白かったんだろうなぁ…




佑庵には、某高田馬場の元ラーメン王のような
お遊びをちょっとやってほしい、感が。パイナップルでつくって下さいとは言いませんので(笑)

2012年10月27日土曜日

餃子食堂@箕輪町 地味だけどスゲェ新作!

岩のり青さチャーシューめん

さて、長野Komachiに続いて、
おらが町のタウン誌こと(笑)、
e-10もラーメン特集の時期です。

今回の特集のメインはチャレンジものでしたが、
ちょっと…といった感(汗)
大盛りはまぁ、ともかくとして
30辛は本当に生死にかかわりそうで。
凌駕Ninjaで20辛味見したときでも、
粘膜がやられましたから。

その中でもこちら、
かなり真っ当に新メニューを開発してきました。

名前はe-10掲載のもの。
食べたときは店頭メニューになかったので、
ある種のゴリ押しでしたが(汗)

結構手間がかかるメニューのようです。

岩海苔・アオサをこれでもかと盛ったところへ
熱したごま油をぶっかける、このことで、
特有の生臭さがほぼ消え去り、
海苔のいい香りとパリパリ食感だけが残るという。


しかも、ゴマ油自体はベーススープにコクを与え、
これはいい工夫!
植物性油のせいか、重さも感じませんし。
焙りチャーシューも、この構成にはよく合います。

じゃげな系の面白さは、
ときどき大胆な変化球を放って来るところ。
うまくいかないこともあるし、
時として奇跡のバランスが生まれたり、とか。
今回はその奇跡のほう!

とりあえず、昼間っから餃子で一杯やる計画を
どうにか実行できないか、
さらに検討しなければならない時が
来たようです…(笑)

この麺については、120点!

2012年10月24日水曜日

雷音@駒ケ根市赤穂 あっさりはどうなのよ…?

あっさりダシの塩ラーメン

こちらも久しくうかがっておりません。
だとすればメニュー筆頭を食べるべきなのですが、
ちょうどこちらがありましたので。

イメージとしてこんな感じしかありませんから、
あっさりと言われても、どんなものなのか
想像すらつきません。

どういうものが出てくるか、だけは事前情報で
見ていましたので、躊躇なく。

…結構賑やかな見た目ですね。
野菜類が多いことが目立ちます。

スープを一口、ん?
たぶんアオサとアサリからかと思いますが、
やや生臭みがあるような?
きわめて繊細な清湯なだけに、香りが…


低加水の麺は食感もぱっつんとしていて、
この超シンプルな塩味スープには合っています。

個人的には、アサリいらないのと、
アオサは半分以下でいいのかな、と。
お麩については、どっちでもいいかな。

むしろ、もっとシンプルにそぎ落としていった方が、
意図がわかりやすくなりそうな、そんな感じ。

雷音ラーメンとか、がっつけMENとかは
何とも素晴らしいクオリティなだけに、
この塩は少し構成を変えてみた方がいいと思いました。

ベースはいいと思う。具材の選び方、
まとめ方が、…?

そうはいっても、まぜMENとか興味深いのが
結構まだありますので、
これくらいでこちらに対しての興味は消滅しないのですけどね(笑)

2012年10月21日日曜日

麺匠KAGURA(神楽)@駒ケ根市 南信の元祖鶏白湯の雄!

こってりしょうゆ 煮玉子 チャーシュー


久々です。
今年はいーらぐーらができたことで、
南信では鶏白湯が今ホットなのです。

生活範囲ではないだけに、
駒ケ根の店に行く機会って、ほとんどない。
そんな中でもたまたま用事があったので。

いろいろ新メニューは出ています。
そういえば、ワンタンはなかったような。

とはいえ、久々ですので、メニュー筆頭で。
諸事情諸々ありまして、玉子チャーシュー付きで。

# 毎回ありがとうございます&お気遣いなく。

麺は佐野実(支那そばや)監修のもの。
ガチンコラーメン道の人、と言った方が
一般には通りやすいかと…(汗)
これが、まぁ開店当初っからですが、
今どきの麺から比べると、柔かめなんです。
これ、食べ進んでもヘタらないので、
この状態がまさに想定されているもので。

このしなやかさこそがスープとの絡みにも影響している…ような。
たぶんかためオーダーはすべきでない。
興味としてはありますけれどね。

さて、スープですが
鶏白湯なのはいーらぐーらもそうなのですが、
いーらぐーらはあえて言うなら“静”のスープ、
そしてこちらは“動”のスープ、と表現したい。

阿形・吽形なんて言い方したら、
ラーメンイベントでは面白いかもね。

でも、それくらい大きく違うし、よくできている。
久々に食べて、普通にスープ完飲ペースだったし。
むしろ、以前よりも全体が固まってきているのか、
味変の辛子ニンニクいらないカモ、と思うくらい。

そして、いーらぐーらを試したら、
ぜひこちらと比較してほしい。
まさに信州ラーメン界のレベルの奥深さを感じられると思う。
やっぱすげぇや、いい加減がむしゃらもコンプしたいんだけど(笑)

いまだ未食なあっさり、
そしてつけめんやみそ、しおetc.
気楽にリピートできる距離でないからなぁ…