2012年4月29日日曜日

信越麺戦記Part.4首都圏攻防の章@イオン南松本店 前半戦最終日で見たものは?

TwitterやらFecebookで今回不参加(と言うか、覗く程度)と宣言していましたが、
しょせん僕はただのラーメン好き、がっつり行ってまいりまして・・・

前半で気になっていたのは、
  • あってりハルピン
  • 蟹専門 けいすけ 北の章
あってりもハルピンも僕のお気に入り、
けいすけについては、蟹の効き方が気になったので。
(東京駅で食ったらいいがな、というツッコミはさておいて(汗)

  • あってりハルピン
あってりハルピンラーメン





あってりスープにあのハルピンの味わいが
どう融和するのか…


味わってみたら、やはりハルピンのタレが優勢。
融和の方向には向けてないのかな(笑)



しかしながら、バナナ由来?の甘みや、
ところどころで顔をのぞかせる魚介、
第一印象の香りなど、あってり麺だな、と。







具材については、
モヤシ以外はあってり麺。

麺はハルピンの印象が強いかも。


どちらの店の味とも違う、
実にイベントらしい、ユニークな一杯。


例年なら、これは再食するだろう、という。
味見もちょいちょいさせていただきましたが、
個人的には前半ベストはぶっちぎりでこれ。






  • 蟹専門けいすけ北の章




残念ながら、自分の中でほぼ予想通り!


渡り蟹のすべてが前面に出ていた印象。

生姜とか、ゆず皮とかの味変アイテム、
それぞれにおいて、しっかり変化が楽しめました。

ゆず皮の処理は、
もちょっと細めの方がいいような気が。
これはこれで、ガツンと効くのでまぁ。









麺が、味噌ラーメンっぽさの演出に一役買っているような。



初代けいすけの、黒味噌のような、
驚きと感動を期待していたので、
少々辛目な評価になってしまいますが(汗)


でも、綺麗にまとめていない感覚は、
なんかすごくいいなぁ、と思いました。






味見したのとか。

十日町ラーメン会 十達
(冷やし)タンタンメン

味については、あんまりピンとは来ませんでした。
おいしい、けど、これは普通に熱いスープ張るべきかなぁ?







GW夢らーめん(3時は!ららら♪夢ラーメンチーム)
キノコのあんかけラーメン

ビジュアルとか、気温とかで損してるなぁ、と。

びっくりするほどにバランス良く、
正直なところ、これにご飯をつけたい、という気持ちになった
一杯でした。
普通にどっかお店にありそうな感覚であり、
しかも人気定番、のような風格。


驚き、という評価軸では一番。
塚田兼司、おそるべし!







あと、つけめん玉は写真はないのですが。
豚骨魚介系の割と横道な感じ。ちょっと極端なつくりかな?

後半もなんだかんだ言いながら、
参加することにしました。 やっぱりラーメン面白い!

2012年4月26日木曜日

らーめん縁@伊那市八丁銀座 伊那町の(隠れた)実力派

とんこつ細麺


こないだ麺屋 竹さんとこのついでに伺ったときは
まさかの臨時休業。
今回は、満を持して。(と言うほどのことではないけど)

春日公園下のらーめんひよりの姉妹店、
という認識でよいのでしょうか?

界隈ではかなり少数派の白濁豚骨系。
とは言え、この辺の全体的な嗜好からして、
ゴリゴリの豚骨ではなかろう、という予測を立てておりました。
周囲では、結構な評判があり、
しかも一度は振られているだけに、
妙に高まる期待感、なのです。







流石に、表に豚骨の香りが漂って、ということもなく。
(周囲はスナックやら居酒屋だしね・・・)

中に入ると、、結構狭いなぁ、と。二階があるみたいですが、一人で行ったので
カウンターだけで事足ります(笑)

まずはメニューを。


軽くこちらでも飲ってから、〆に向かいたいような構成 (笑)
もちろん、一人で麺食いに来ただけなので飲めず。

おすすめを聞くと、お好みで、と。
なので、細麺の方を。かたさも聞かれまして、あえてのかためで。

スープは冷蔵保存されているようですな。この厨房では止む無し。
ゼラチン質高めで、なかなか期待感高まります。


思ったよりも、色が褐色系かも。
スープはコク深いけれども、
飲みの〆としての構成か、やはり比較すれば
相対的にあっさりになるんでしょうか。

P.S.ハードな豚骨系の店って、伊那にはないかも(汗)

豚骨の癖も比較的抑えられている方なので、
(万人受けとは言わなくても)
結構食べやすい感じで。

麺はかため指定だと結構パリッとしています。
割とダレるのも早めですが、その分スープになじみやすいような。

あえてメンマとかチャーシューとか意識しなかったので、あまり印象は強くないのですが、
チャーシューは箸で持てないくらいホロホロ、
メンマは歯ごたえよく、これはいい酒の肴になるな、という。

太麺の方は豚骨魚介アレンジが可能らしく、
また、つけ麺や油そば(メニュー外)も期待が持てます。
たぶん、伊那町での飲みがありそうなので、その時に期待!

2012年4月22日日曜日

麺場風麟@南箕輪 “ヤンキーペッパー”、という響き

ヤンキーペッパー


さて、久しぶりなんですが。
いい加減、気になっていたメニューをと。


自分の中では、これ、
今は亡き天雅@辰野町の名作の印象。

これとか、あるいはこのときとか

黒胡椒が軽めのスープを引き締める、
何とも言えない記憶があるのです。


んで、こちらでの印象。

天雅では、
確か塩ベースの白湯スープだったので、
その辺にすでに違いが。




写真の角度もありますが、黒胡椒の絡んだネギはあまり目立たず。
ただ、ビジュアルを超えたスパイシー。しっかりとした胡椒の存在感。


麺については通常と同じ。
こうしてみても、黒胡椒が目立たないなぁ。
ネギの量自体はたぶん昔とそうそう変わっていないように思うのだけれども。

個人的には、スープはやはり塩で合わせた方が
もっとあの時の雰囲気が出る気がします。
もっとも、普通にネギラーメンとして考えるなら、
醤油でいいのかな、とも。


するつもりはなかったのですが、
麺に対してネギが多量だったので、軽く替え玉を。

こちらでも、調味料は充実。
ハチミツ、ニンニクチップ、辛みと酢を
(じゃげなでやるように) 大胆に投入。
替え玉の水気がどうしてもあるので、
過剰、と思うくらいでも意外とまとまってしまったり。

ん、なんか、
じゃげなとの差が少なくなった気がするね・・・




2012年4月15日日曜日

幸楽苑@伊那市 期間限定にチェーン店の底力を見た

肉中華そば


なんとなく、ラーメン・チャーハン・餃子を欲して。
しかも、割と深夜に(汗)


そういえばまだ、開店してから行ってないし。
んじゃちょうどいいや、みたいな。

まぁ、チェーン店だから開店直後特有の
ブレも糞も無かろう、
という面はあるんですけれども。


そしたら、限定メニューでこちらがあったので、
つい引き込まれるように。







んで、もちろんチャーハンと餃子も。




半チャーハンと餃子、別で頼んだけれども、ちゃんとセットで計算してくれる親切さ(笑)
もちろんタイミングの問題があるかと思いますが、
今回はチャーハン・餃子がはじめに提供され、間髪入れずに麺が来ました。
いいよ良いよ、実にいい。


スープが、豚バラの脂とタレの甘みの効果か、
実にご飯ものに合う味わいに。
麺とのバランスも、素直に良いと思えるものです。


ただ、個人的には、
もみじおろしは違うんじゃない?と。
さっぱりさせる味変狙い、なんでしょうけれども、
必然性が感じられないなぁ、という印象。
温玉でも、生玉子の黄身でも、
そういったものを載せた方が、もっとわかりやすいかも。
変に万人受けを狙っちゃったのかなぁ…

ただ、期間限定、という点を考慮すれば、
この完成度は流石、と思います。


チャーハンについては、折角食べるなら
最低限、半チャーハンくらいの量は必要ですね。
これについては、味云々を語るものではないかな、と。

餃子は結構がっつりとしたニンニク感が。
食った!という満足感しっかり。


なんだかんだ言っても、
チェーン系のお店の中では最も各店舗が洗練されているように感じます。
素直にスゲェ、と思ってしまうよ。

2012年4月11日水曜日

優・和・癒 えんぎ屋@宮田村 どっちがうまい?!

中華そば


某タウン誌からの情報。
麺処すーサンがあった場所。
移転とのことだそうで。
以前の場所には未訪です。



そんなわけで、場所自体は容易に把握できました。
店内、テーブルが変わっていたり、
座敷が減っていたり、多少の変更あれど、
大きな改装はしていない様子。


これといったリサーチをせずに来てみました。







まぁ、まずはメニューを。


やはり、ソースかつ丼推し、なんでしょうかねぇ。
某タウン誌情報から、豚骨を期待していましたが、味噌とつけめんですか。
この時の気分は醤油のラーメンだったので、必然的に中華そばに。

一目見て、実にオーソドックス。

スープは、こちら鶏ガラがベースなんでしょうかね?
シンプルで、これはこれで素直なおいしさ。


麺の方も、やや柔かめに感じる部分ありますが、
ごく標準的。

具材についても、
メンマのごま油感がこの構成には強すぎか、
と思いつつ、
チャーシューも肉質感がよく、
実に安心感のあるまとまり。
反面、面白味は欠けるきらいが。
もちろん、仕方がないことですが。


えんぎ屋ら~めんとつけめんを試さないと、
何とも言いづらい感。
ソースかつ丼、なんでしょうけども(汗)

2012年4月6日金曜日

ラーメン また旅@駒ケ根市赤穂福岡 らーめんはどこへ向かう?

味玉らーめん

以前の山ちゃんの時代も1回しか行けず・・・
しかしながら、あちこちの評判から
ものすごく気になっていたのです。


nelさんとこの掲示板のお話から、
淡麗系と家系という、かなりベクトル違いの
2本立てをやっているとのことで、
果たしてこの試みがそう上手く行くんだろうか、と
興味本位な部分が強かったのですが。


ようやく、うまいこと機会を見つけることができて、
うかがってまいりました。








まずはメニューを見ていただきたい。


 おお、こういう分け方ですか。
あっさり系の中華そばが逆に気になりますが、今回は素直に味玉ラーメンを。
味玉はランチサービスでした。

スープを軽く味わうと、ビシッ、としたキレのあるわけでなく、
むしろ穏やかな魚介のきき方で、全体に優しさが。
目新しさよりは、なんか老舗の風格、とでもいうような。


結構、麺の雰囲気が素敵でした。
しっとりとスープになじんで、強すぎないところ、
案外ないような気が。
ちょっとやさしい気持ちになれるような。

飲んだ後の〆、二日酔いの昼なんかに
優しい雰囲気を持っていますね。

メンマはちょっと細く処理しすぎな気が。
この中では浮いた存在にもならない、よくできたものですが。
チャーシューが薄切りすぎる、かな。
1枚でいいから、厚みを倍にした方が、
より食べやすい。現状やわらかすぎて、
箸で持つとあっさりと崩れてしまうので。
とてもおいしいと思うのですが。

味玉も、じんわりとした甘みがあって、
なかなか良い感じ。

初訪店でスープ完飲できるのは、
完成度が高いから、と思います。

これは、豚骨系(家系)の方も気になります。
今後こちら方面の機会が増えるので、案外早い段階で再訪店するかも。

2012年4月3日火曜日

凌駕ZERO@箕輪町 すっきり度合いを確かめる

かつおダシのすっきり麺

家人と共に。
思えば、ホームタウンにあるのに、
あまりにも久々すぎる・・・(汗)



特に食べるものを決めていなかったので、
家人がいつも食べる(これしか食べない)という
こちらを選択。

個人的には、ネーミングから
少々コクが足りないのでは・・・?という懸念を持っていました。









まぁ、結論から言えば、取り越し苦労みたいなもので。
充分なコクのあるスープでした。
かつおダシ、と謳ってはありますが、どちらかといえば、
鶏ガラ系な、そういうベースのが強く感じました。
んで、個人的な好みよりは、ちょっと甘みが強いかなぁ、と。
案外、すっきり、という感じでもないかなぁ、という印象です。



麺の方は、これ、煮干醤油とかと一緒でしょうか?
縮れの強めな、結構食感強めなもの。
このスープでも、非常にいいマッチング。


チャーシュー、メンマにネギ、海苔という具材。
チャーシューの肉質感が好印象。
思ったよりも、海苔のマッチングがいい感じ。
メンマ、印象がない(汗)
個人的には、ネギが必須。



いつの間にか、限定メニューやらなんやらが
ものすごく増殖してます。
全部追い切ることは、できないな(汗)